各製品の特徴
太陽電池モジュール
当社は、2017年2月に鹿児島県出水市に太陽電池モジュール工場を開設しました。独自の技術開発力に加え、生産工程の徹底したオートメーション化によってモジュール1枚1枚の品質は高水準を維持しつつ、量産化に成功しました。出荷時には、信頼性を確認する様々な試験や、実際に人の目による検査を行うなど、各製造工程での厳格な検査をクリアした製品だけを皆様にお届けしています。
エネルギーギャップの太陽電池セルは、これまで一般的だった「P型シリコン」(電荷が正孔で移動する半導体)だけでなく、高変換効率の「N型シリコン」(電荷が自由電子で移動する半導体)を使った「N型太陽電池」を導入しています。N型太陽電池は劣化の要因と言われている光誘起劣化(LID)現象は発生しないなど発電量を長く維持できる特長があります。
半分にすることで内部電流が半減し抵抗が低下するため、電力損失も減少します。ハーフカットセルで電力損失を低減することにより、セル品質の指標であるフィルファクタが高くなります。高いフィルファクタを有するモジュールは、より高いセル変換効率がもたらされ、より高い発電性能が得られます。
重量の制約から太陽光発電システムが設置できなかった屋根等への設置需要が高まり、設置場所の制約を受けにくい、軽い、薄い、曲がるという特徴の太陽電池のニーズは、確実に増加すると考えられます。設置場所への重量負荷と工事負担が軽減できるため、これまで設置困難だった場所にも導入可能になりました。地震など災害時の非常用電源としても利用可能で、自治体などからバス停やタクシー乗り場など、駅前広場の公共施設への設置・展開にも期待されています。
通常モジュールより60~70%軽量/接着方式によりスピード施工
リチウムイオン
蓄電システム
エネルギーギャップのハイブリッド蓄電池システムは一般住宅から産業利用まで、幅広い分野で活用できる最新鋭のLiB(リチウムイオンバッテリー)です。世界トップクラスのセルを使用し、電池ユニットの生産は完全にオートメーション化、製品の構成にもすべてall in oneのユニット化設計によって高品質かつ高い安全性能を実現しました。ハイブリッド蓄電池システムを有効活用することで、平常時はお客様の設備で発電した再生可能エネルギーを直接かつ最大限使用でき、またあわせて電気料金の削減が可能です。再生可能エネルギー電気を家庭や自社施設で消費する仕組みによって、お客様のCO2排出量を削減でき、環境価値や企業価値の向上を実現できます。また災害・停電などの緊急事態が発生した際には、非常用電源として、ご家族を危険から守り、かつ企業はBCP対策として活用できます。
自家消費利用/BCP対策/電力ピーク抑制/太陽光発電との連携
太陽光発電システム架台
エネルギーギャップの架台は小規模からメガソーラーまでトータルに対応いたします。また製品開発設計・生産供給・経済産業省様への届出の対応サポートまで、一連のプロセスを一貫してお引き受けすることで、さまざまな用途や需要に柔軟にお応えし、施工性に優れ、コストパフォーマンスに優れた商材をお客様に提供しています。
関係法令の技術基準に適合しながら高いコストパフォーマンスを実現するため、弊社技術者が発電所の状況に合わせ施工性まで配慮した部材・構造のオーダー設計を行います。支持物構造図・強度計算書の作成、産業保安監督部様からのご指摘事項への対応もサポートします。
案件に応じた新発想を応力解析ソフトで解析。解析結果より、部材・構造の強度を検討。試作品を使用した実荷重試験等を実施し、風雪に耐えうる頑丈で安全な架台を設計いたします。
製品設計だけではなく、現場での実証実験やモックアップなどにも対応。製品マニュアルの作成、現場でのサポートも充実しています。
システム
ソリューション製品
「エール」とは、フランス語で「翼」を意味します。太陽光発電一体型1本足の設計により、翼のようにAile「エール」シリーズと命名しました。Aile「エール」シリーズは、両面発電太陽電池モジュールを搭載しながら、建築基準法に準ずる設計を行うことで、建築確認申請に適応した製品となります。
(架台/モジュール/蓄電池)
柱と梁の組立ては、一般的なカーポートと変わりません。柱を立てて、ブラケットを取り付け、梁を組み付けるという手順になります。シンプルな美しさを極めながらさらに機能性や施工性も大きく向上しました。
太陽電池モジュールを屋根そのものの構造材とすることで、”中骨レス”という新しい発想のカーポートが生まれました。
近年、地球温暖化対策として米国、ヨーロッパを中心とした環境規制が進み電気自動車の需要が急増しています。日本においても2050年までにカーボンニュートラルの達成を目標としており、計画の中には「ZEV普及プログラム」として、2030年の電気自動車(ハイブリッド自動車(PHV)、燃料電池自動車(FCV)を含む)の普及目標を50%としています。EVコンセントや蓄電池、急速充電機などを併設したソーラーカーポートでは、EVなど電気自動車を駐車しておきながら燃料(電力)を補給できます。
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